水道水フロリデーション
水道水フロリデーション
水道水フロリデーションは、世界約60カ国で実施され、約4億5百万人がその恩恵を受けていますi
1 人工による  約3億5500万人
2 天然による    約5000万人
計 いずれかの方法  約4億500万人
i : The British Fluoridation Society,one in a million, 2004.
URL: http://www.bfsweb.org/onemillion/onemillion.htm
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地域 国名 人口 水道水
フロリデーション
給水人口(人工)
水道水
フロリデーション
給水人口(自然)
人口に
占める
割合(%)
アジア イスラエル a 6,370,000 4,267,900 509,000 75.0
イラン 71,368,000 0 - ix -
韓国 g 46,125,000 5,367,000 0 11.4
シンガポール b 4,107,000 4,107,000 0 100.0
スリランカ 19,103,000 0 2,799,390 15.0
タイ a 60,161,000 91,000 約 150,000 約 4.0
台湾 22,500,000 0 xix ? -
中国 1,292,378,000 0 200,000,000 ii 15.0
日本 g 127,334,000 0 xi 0 0.0
フィリピン 77,130,000 約 5,000,000 850,000 約 8.0
ブルネイ a 310,000 175,000 0 56.0
ベトナム 79,700,000 4,400,000 0 6.0
香港 c 6,708,309 6,708,309 0 100.0
マレーシア a 22,632,000 約 15,842,000 0 約 70.0
アフリカ エジプト d 69,079,000 - v 0 1.0
ガボン 1,261,000 0 1,261,000 100.0
ザイール 37,500,000 0 600,000 2.0
ザンビア c 10,200,000 0 947,166 xxii 10.0
ジンバブエ c 13,000,000 0 2,600,000 xxiii 20.0
セネガル 9,661,000 0 1,000,000 10.0
タンザニア c 35,000,000 0 12,250,000 xx 35.0
ナイジェリア 116,928,000 0 20,000 <0.1
ナミビア 1,787,000 0 約 200,000 約 11.0
南アフリカ共和国 a 43,791,000 0 xviii ? ?
リビア d 5,407,000 400,000 1,000,000 26.0
オセアニア オーストラリア b 19,338,000 11,722,000 143,433 61.0
キリバス 84,000 0 50,400 約 60.0
ナウル 13,000 0 - xiii
ニュージーランド 3,807,000 2,317,728 0 61.0
パプアニューギニア(1975) 4,919,000 102,000 70,000 3.0
フィジー 822,000 300,000 0 36.0
ヨーロッパ アイルランド f 3,840,000 2,345,000 200,300 66.0
イギリス c 59,541,000 5,400,000 330,000 10.0
イタリア 57,502,000 0 x -
オーストリア c 8,070,000 0 160,000 2.0
オランダ 16,000,000 0 xiv 0 0.0
キプロス c 689,471 0 約 40,000 5.7
スウェーデン 8,832,000 0 750,000 8.4
スペイン 39,920,000 4,000,000 0 10.0
セルビア 10,537,000 300,000 ? 約 3.0
チェコ 10,260,000 0 iv 15,000 <0.1
デンマーク 5,332,000 0 50,000 -
ドイツ 82,183,824 0 viii 0 0.0
フィンランド 5,177,000 0 vi 200,000 4.3
フランス 59,452,000 0 vii 1,800,000 3.0
ポーランド 38,576,000 80,000 300,000 1.0
マルタ c 386,000 0 38,600 10.0
南 米 アルゼンチン a 35,926,000 3,100,000 4,500,000 21.1
ウルグアイ 3,360,000 0 15,000 <0.1
ガイアナ 762,000 45,000 200,000 32.0
コロンビア 42,802,000 29,406,860 600,140 70.0
チリ b 15,401,000 5,423,877 788,550 40.0
パラグアイ (1977) 5,635,000 350,000 xvi >6.0
ブラジル b 172,558,000 65,585,000 ? >41.0
ベネズエラ 24,631,000 0 100,000 <0.1
ペルー d 26,092,000 500,000 80,000 2.0
北 米 アメリカ合衆国 a 281,421,906 171,000,000 10,001,000 64.0 xxi
カナダ c 31,000,000 13,330,000 300,000 43.0
キューバ d 11,236,000 - iii 0 -
グアテマラ e 11,686,000 1,800,000 ? 15.0
ハイチ 8,269,000 0 11,461 <0.1
パナマ a 2,898,000 509,554 xv 0 18.0
プエルトリコ a 3,500,000 約 35,000 xvii 0 <1.0
メキシコ a 100,367,000 0 xii 3,000,000 3.0
合計 355,105,318 49,961,040 xxiv 405,066,358
i a CDC 2002年3月
b CDC 1998年
c British Fluoridation Society survey 2002年
d FDI 1981年
e FDI 1984年
f O’Mullane 1996年
g Journal of Dental Health (Official publication of the Japanese Society for Dental Health) 51巻4号 2001年
a-g以外は、FDI 1990年
ii 適正以上の給水人口も含む。
iii 水道水フロリデーションが5地域で実施されているが、利用人数は不明。
iv 1975-1989年まで首都プラハ地区で150万人の住民が、広範囲な水道水フロリデーションの給水を受けていた。
v エジプト第2の都市であるアレクサンドリアで、水道水フロリデーションの予備的研究が実施されているが、利用人数は不明。
vi 1959‐1992年までクオピオで7万6千人の住民が、水道水フロリデーションの給水を受けていた。
vii 1986年に食塩フロリデーションが導入され、1991-1996年の売上高は食塩全体の40−50%であった。
viii 1991年に食塩フロリデーションが導入され、1997年の売上高は食塩全体の25%であった。
ix 数都市で水道水フロリデーションの給水を受けているが、利用人数は不明。
x 1地域で水道水フロリデーションの給水を受けているが、利用人数は不明。
xi 沖縄県久米島で水道水フロリデーションの実施計画がある。
xii 100%の食塩がフロリデーションされている。
xiii 水道水フロリデーション実施のオーストラリアとニュージーランドから水道水を輸入しているが、フロリデーションされているかは不明。
xiv オランダの全人口約30%が水道水フロリデーションの給水を受けていたが、不十分な法整備と反対活動により1973年に中断した。
xv 1974年の推計データであるが、最近のCDC情報では2大都市で人工の水道水フロリデーションが実施されているとの報告がある。
xvi 3地域で水道水フロリデーションの給水を受けているが、利用人数は不明。
xvii プエルトリコではフロリデーションの実施を義務とした法律を通過させたが、その法律に強制力はない。
xviii 2001年に水道水フロリデーションを義務付ける法令が署名され、2003-4年に大規模なフロリデーションが始まっていると予想される。
xix 1969‐1981年に60万人が水道水フロリデーションの給水を受けていたが、反対活動により中止した。
xx 人口の65%は、まだ適正濃度以上の給水を受けている。
xxi 公共水道を利用している人口で計算した場合、67.9%に上昇する。
xxii 約30万人は、フッ化物濃度2.78ppmと適正よりも高い濃度で給水を受けている。
xxiii 約65万人は、適正よりも高い濃度で給水を受けている。
xxiv 適正よりも高い濃度で給水を受けている中国給水人口(2億人)を除外している。
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